• このエントリーをはてなブックマークに追加

夏ラグのすすめ

皆様こんにちは。まだまだ残暑が厳しいですね。

年々厳しい暑さが増す中で、「できれば涼しい室内でゆっくり過ごしたい…」と感じている人も多いのではないでしょうか。

快適な室内で過ごすためのポイントとして、今回は「ラグ」のご紹介です。

なんとなく「冬に敷くもの」というイメージなラグですが、
実は暑い夏こそラグを上手く取り入れることで室内の快適さがグンと変わります。
夏にラグを敷くメリットや、ARMONIAでオススメの商品を紹介していきます。





◇夏にラグマットを敷くメリット



1.足元の冷えを抑える
冷房の効いた部屋で過ごす時間が増える夏。
でも、気が付いたら体の芯から冷え切っていて、慌てて温度を調整したり、電源を切ったりということが夏のあるあるではないでしょうか。

空気は暖かいほど上に、冷たいほど下にたまる性質があります。
人は足元から冷えを感じやすいため、ラグを一枚敷いておくことで床からの冷えを抑える効果があります。



2.床のべたつきを抑える
冷え防止についてご紹介しましたが、逆に外から帰宅してすぐ素足で床を歩くと、
靴や靴下にこもっていた熱が放出され、汗や皮脂がフローリングにつきべたべたとしてしまいます。
ラグを敷いていれば、足裏がべたつく不快感を抑えることができます◎



3.エアコン効率が上がる
フローリングなどの床材は熱を吸収しやすく放熱もしやすいため、エアコンを使ってもすぐに熱が床に伝わり、エアコン効率が下がりがちになります。

特にマンション等の場合上下左右周りが囲まれているため、熱が逃げにくく、冷気も入りにくい構造をしています。
マンションが「冬に過ごしやすい」を言われる所以です。

ラグを敷き、熱伝導を遅らせることで冷気が床に奪われるのを防ぎ、部屋全体の温度を安定させやすくなります◎
エアコン効率の向上=電気代の節約になりますから、抑えておいて損はないうれしいポイントですね。





◇夏にラグマットを敷くデメリット



メリットがあれば当然デメリットも存在します。
ポイントを押さえて、快適な室内空間を造っていきたいところです。
そこで気になるのが、やはり「暑さ」と「お手入れ」問題ではないでしょうか。
これらの悩みは、素材選びと日常のひと工夫でぐっと軽減できます◎



1.湿気やカビが気になる
日本は四方を海で囲まれているので、湿気は避けられない問題です。
夏場は特に高温多湿となり、「通気性の悪い素材」や「乾きにくい素材」は湿気が溜まってしまい、カビやダニの発生リスクを高めてしまいます。

通気性の良い夏用素材を選ぶことが、お手入れ面でも快適さアップのポイントになります。



2.素材の季節感が合わないと暑苦しい印象になる
もこもことした素材や毛足の長いラグは視覚的にも密度を感じやすく、なんとなく暑苦しい印象に。

ファッションと同様、季節に合った素材や色を選ぶようにしましょう。
素材や色味によって抜け感が出て、どこかこなれた雰囲気を造ることができます◎





◇夏に最適な素材



1.ジュート
ジュートは天然素材である麻の一種で、ざっくりとした風合いが特徴です。

耐久性に優れ、通気性も高いので熱がこもりにくいのが魅力。
清涼感を視覚的にも感じやすく、素足で歩いてもべたつかず、暑い季節にピッタリです。



2.綿(コットン)
吸水性・通気性に優れており、その肌あたりのよさからファッション・インテリアに留まらず医療においても幅広く採用されています。

天然素材のなかでも手入れがしやすく、洗濯可能な製品も多いため、清潔に保ちやすいのが魅力。
お肌にも優しく、小さなお子さまやペットがいる家庭でも安心して使えます。



3.化学繊維
人工的に作られた合成素材で、高い耐久性と通気性、そして速乾性に優れています。
ポリエステルやナイロンなどが代表的です。





◇夏にオススメのラグをご紹介



ご紹介してきたメリット・デメリットを踏まえ、ARMONIAで取り扱っている夏におすすめのラグをご紹介します。
今回は、スプリングヴァレー社のベルギー製ラグをご紹介します。



Broadway(ブロードウェイ)

スーパーソフトナイロンという特許素材を贅沢に使用し、心地の良い肌触りが特徴。
機械織りで、耐久性にも非常に優れています。

毛足は1.5cm弱程に短く整えられていますが、高密度に織り込まれたパイルでクッション性にも富んでいます。

そして、ARMONIA横浜店で一番人気のラグです!




SillkyShaggyⅢ(シルキーシャギー)

ポリエステル70%、ヴィスコースレーヨン30%使用。
この「ヴィスコースレーヨン」という素材が特徴です。

実はこのヴィスコースレーヨン、もっとも古い自然の合成繊維です。
シルクの代用としてドレスによく使用されていた程、光沢や質感に優れています。
繊維が細くなめらかなので、感触が心地よく素足にもフィットします◎

また、染色性にも優れ、きれいな色が出るのに色落ちしにくい。
他にも吸湿性・伸縮性・強度にも優れているスーパー素材なのです。

このSillkyShaggyⅢは毛足の長いラグですが、暑苦しさを感じさせない光沢感とエアコンの冷気をまとってひんやりとした心地よさが夏におすすめです。






◇お手入れのコツ



ご紹介したBroadway、SillkyShaggyⅢは洗うことができません。
夏でも清潔に保つコツは、「汚れをこまめに取り除く」ことが重要です。

普段のお手入れとしては、掃除機で十分。
臭いが気になるときは、大まかなゴミを取り除いた後、固く絞った付近で毛並みを整えるように拭く事でも汗や皮脂を取り除くことができます◎

他にも汚れ対策には、防水・撥水効果のあるケアスプレーがおすすめです。
ケアスプレーを吹きかける事で、汗や皮脂などの汚れを未然に防ぐことができます。
汚れが付きにくく取りやすい状態になるので、日々のお手入れが楽になります◎

ARMONIAでもケアスプレーの取り扱いがございます。





今回は夏に敷くラグの知識とおすすめ商品をご紹介しました。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
皆様の快適なインテリア作りの参考になりますと幸いです。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です